JAJSSE1C August   2008  – January 2024 LM26NV

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 1 特長
  3. 2 アプリケーション
  4. 3 概要
  5. 4 ピン構成および機能
  6. 5 仕様
    1. 5.1 絶対最大定格
    2. 5.2 動作定格
    3. 5.3 LM26NV の電気的特性
  7. 6 詳細説明
    1. 6.1 機能ブロック図
    2. 6.2 機能説明
      1. 6.2.1 LM26NV オプション
      2. 6.2.2 出力ピン オプションのブロック図
  8. 7 アプリケーションと実装
    1. 7.1 アプリケーション情報
      1. 7.1.1 ノイズの考慮事項
      2. 7.1.2 取り付けに関する考慮事項
    2. 7.2 代表的なアプリケーション
  9. 8 デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 8.1 デバイス命名規則
    2. 8.2 ドキュメントのサポート
    3. 8.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 8.4 サポート・リソース
    5. 8.5 商標
    6. 8.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 8.7 用語集
  10. 9 改訂履歴
  11. 10メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ（パッケージ｜ピン）
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

3 概要

LM26NV は高精度の単一デジタル出力、低消費電力のサーモスタットで、内部リファレンス、DAC、温度センサ、コンパレータで構成されています。ファクトリ プログラミングを利用することで、異なるトリップ ポイントやデジタル出力機能を持った製品を製造することが可能になります。トリップ・ポイント (TOS) は工場出荷時に、−55℃から +110℃の範囲の任意の温度に 1℃刻みでプリセットできます。LM26NV には、1 つのデジタル出力 (OS/OS/US/US) と 1 つのデジタル入力 (HYST) があります。デジタル出力段は、オープン ドレインまたはプッシュプルのいずれかにプリセットできます。また、工場出荷時にアクティブ High または Low にプログラムできます。デジタル出力は、工場出荷時に、過熱シャットダウン イベント (OS または OS) あるいは低温シャットダウン イベント (US または US) を示すようにプログラムできます。過熱シャットダウン (OS) にプリセットされている場合、Low になるとダイ温度が内部でプリセットされた TOS を超えていることを示し、温度が (TOS-THYST) を下回ると High になります。同様に、低温シャットダウン (US) として事前にプログラムされている場合、High になると温度が TUS を下回ったことを示し、温度が (TUS+THYST) を上回ると Low になります。標準ヒステリシス THYSTは 2℃または 10℃に設定でき、HYST ピンの状態によって制御されます。

利用可能なパーツの詳細については、注文情報をご覧ください。その他のパーツ オプションの最小注文数については、テキサス・インスツルメンツの販売代理店または営業担当者にお問い合わせください。LM26NV は現在 5 リードの SOT-23 パッケージで供給されています。

温度トリップ ポイント精度
温度範囲 LM26NV
-55℃～+110℃ ±3℃ (最大値)
+120℃ ±4℃ (最大値)