DATA SHEET
LM3103 1MHz 0.75A同期整流降圧型レギュレータ
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1 特長
- 入力電圧範囲: 4.5V～42V
- 出力電流: 0.75A
- 0.6V、±2%の基準電圧
- デュアルNチャネル・メイン/同期整流MOSFET内蔵
- 外付け部品点数が少なく、小型
- セラミック・コンデンサなどの低ESRコンデンサにより安定動作
- ループ補償が不要
- DCM動作による軽負荷時の高効率
- プリバイアス・スタートアップ
- 超高速の過渡応答
- プログラム可能なソフト・スタート
- スイッチング周波数を最高1MHzまでプログラム可能
- バレー電流制限
- サーマル・シャットダウン
- 出力過電圧保護
- 高精度の内部基準電圧により、出力電圧を最低0.6Vまで調整可能
- 放熱特性の優れたHTSSOP-16パッケージ
2 アプリケーション
- 5VDC、12VDC、24VDC、12VAC、24VACの各システム
- 組み込みシステム
- 産業用制御
- 車載用テレマティクス/ボディ・エレクトロニクス
- POL (Point of Load)型レギュレータ
- ストレージ・システム
- ブロードバンド・インフラストラクチャ
- 2、3、4セルのリチウム電池システムからの直接変換
3 概要
LM3103同期整流降圧コンバータには、高効率でコスト効果の高い降圧レギュレータを実装するため必要な、すべての機能が搭載されています。最小0.6Vの出力電圧で0.75Aの負荷電流を供給できます。Nチャネル同期整流型デュアルMOSFETスイッチにより、外付け部品点数を削減できるため、設計を簡素化し、基板スペースを最小限に抑えられます。
LM3103は、COT制御方式のその他のレギュレータとは異なり、出力コンデンサのESRに依存せずに安定性を確保することが可能で、セラミック・コンデンサなど、ESRの非常に小さい出力コンデンサを接続した場合に極めて良好に動作するように設計されています。ループ補償が必要ないため、高速な負荷過渡応答が得られ、回路の実装が簡単になります。入力電圧とオン時間は反比例の関係にあるため、入力電圧の変動に対して動作周波数はほぼ一定に維持されます。動作周波数は外付け部品による設定が可能で、最大1MHzです。保護機能として、VCCの低電圧誤動作防止、出力過電圧保護、サーマル・シャットダウン、ゲート・ドライブの低電圧誤動作防止が搭載されています。LM3103は、放熱特性の優れたHTSSOP-16パッケージで供給されます。
製品情報(1)
| 型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
|---|---|---|
| LM3103 | HTSSOP-16 | 5.00mm×4.40mm |
- 提供されているすべてのパッケージについては、データシートの末尾にある注文情報を参照してください。
代表的なアプリケーションの回路図
