JAJSIO7D May 2019 – July 2022 LM61460
PRODUCTION DATA
LM61460 は高性能の同期整流降圧型 DC-DC コンバータです。ハイサイドおよびローサイド MOSFET を内蔵しており、3.0V~36V という広い入力電圧範囲にわたって最大 6A の出力電流を供給できます。42V 許容であるため、入力サージ保護設計が簡単です。LM61460 はドロップアウトからのソフト回復を実装しているため、出力のオーバーシュートを除去できます。
LM61460 は EMI ができるだけ小さくなるように特に設計されています。このデバイスは、SW ノード立ち上がり時間調整機能、スイッチ・ノードのリンギングが小さい低 EMI の VQFN-HR パッケージ、使いやすく最適化されたピン配置を採用しています。スイッチング周波数は、ノイズの影響を受けやすい周波数帯を避けるため、200kHz~2.2MHz の範囲で設定または同期できます。またこの周波数は、低い動作周波数で効率を向上させるようにも、高い動作周波数でソリューションを小型化するようにも選択できます。
自動モードでは、軽負荷動作時の周波数フォールドバックが可能であり、わずか 7µA (標準値) の無負荷時消費電流と、軽負荷時の効率向上を実現できます。PWM モードと PFM モードの間のシームレスな移行、非常に小さな MOSFET ON 抵抗、外部バイアス入力により、負荷範囲全体にわたって非常に優れた効率が得られます。
電気的特性は、–40℃~+150℃の接合部温度範囲にわたって規定されています。その他の資料については「関連資料」をご覧ください。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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LM61460 | VQFN-HR (14) | 4.00mm × 3.50mm |