JAJS814F August 2000 – February 2024 LMC6492 , LMC6494
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
Bi-FET アンプ設計とは異なり、LMC649x は、入力電圧が負電源電圧を超えても位相反転を示しません。図 6-1 は、入力電圧が両電源を超えても、出力に位相反転が発生しないことを示しています。
LMC649x は、入力同相範囲がどちらの電源レールよりも拡張された真のレール ツー レール入力オペアンプです。入力同相電圧が正のレールを約 3V 超えてスイングすると、一部の DC 仕様 (オフセット電圧) がわずかに低下する可能性があります。図 6-2 に、同相範囲全体にわたる入力オフセットの挙動を示します。
室温での絶対最大入力電圧は、どちらかの電源レールを 300mV 超えた値です。図 6-3 に示すように、この絶対最大定格を大幅に超える電圧は、過剰な電流が入力ピンに流入または入力ピンから流出する原因となり、信頼性に影響を及ぼす可能性があります。
この定格を超えるアプリケーションでは、入力抵抗 (RI) を使用して、最大入力電流を外部的に ±5mA に制限する必要があります (図 6-4 を参照)。