JAJSJG7D March 2020 – June 2022 LMQ61460
PRODUCTION DATA
LMQ61460 では、FREQ/SYNC ピンを使って内部発振器を外部クロックに同期させることができます。クロックの立ち上がりエッジを EN ピンに AC 結合することで、内部発振器を同期させることができます (#T4915986-21 を参照)。RENT と RENB の並列合成値を約 100kΩ にすることを推奨します。RENT は同期のために必要ですが、RENB は未実装にしておくことができます。スイッチング動作は、200kHz~2.2MHz の外部クロックと同期することが可能です。外部クロックは、適切な起動シーケンスが行われるように、起動前に必ずオフにします。
#T4915986-22 に示すように、内部同期パルス検出器をトリップさせるには、EN ピンの AC 結合電圧エッジが SYNC 振幅スレッショルド (VEN_SYNC_MIN) を上回る必要があります。また、EN/SYNC の最小立ち上がりおよび立ち下がりパルス幅は、tSYNC_EDGE(MIN) より長くかつブランキング時間 (tB) より短い必要があります。1nF のコンデンサ (CSYNC) で結合された 3.3V 以上の振幅のパルス信号を使うことを推奨します。
有効な同期信号が 2048 サイクルにわたって印加されると、印加された信号の周波数に向かってクロック周波数が急激に変化します。また、使用中のデバイスがスペクトラム拡散機能を備えている場合、有効な同期信号はスペクトラム拡散に優先し (スペクトラム拡散をオフにし)、クロックは印加されたクロック周波数に切り替わります。