JAJSB31K March 2011 – May 2024 LMZ22005
PRODUCTION DATA
プログラム可能なソフト スタートにより、レギュレータはイネーブルになってから定常状態の動作ポイントまでゆっくりと上昇できます。これにより、入力電源からの突入電流が減少し、出力電圧の立ち上がり時間が遅くなります。
ターンオン時に、すべての UVLO 条件が満たされると、内部の 2ms 回路によって SS/TRK 入力がゆっくりと上昇し、内部ソフト スタートが適用されます。1.6ms がターンオン時間として十分な場合は、CSS コンデンサを未実行のままにすることができます。ソフト スタート時間を長くするには、この入力に外付けコンデンサを追加します。
ソフト スタート時間は、次の式で求められます。
この式は、次のように記述し直すことができます。
0.22μF コンデンサを使用すると、ソフト スタート時間の標準値は 3.5ms、0.47μF の標準値は 7.5ms になります。初期値として 0.47μF を推奨します。
ソフト スタート入力が 0.796V を超えると、電力段の出力がレギュレーション状態になり、50μA の電流は無効になります。以下の条件になると、SS 入力を内部電流シンクでグランドに放電することで、ソフト スタート コンデンサがリセットされます。