JAJSB31K March 2011 – May 2024 LMZ22005
PRODUCTION DATA
LMZ22005 は、ローサイド (LS) とハイサイド (HS) 両方の電流制限回路で保護されています。LS 電流制限検出は、オフ時間中に LS 同期 MOSFET を流れる電流を監視することにより実行されます。「機能ブロック図」を見るとわかるように、上側の MOSFET がオフになると、インダクタ電流が負荷、PGND ピン、および内部の同期 MOSFET を流れます。この電流が 5.4A (標準値) を超えると、電流制限コンパレータが次のスイッチング周期の開始をディセーブルします。電流が制限値を下回るまでの間、スイッチング サイクルは禁止されます。
DC 電流制限は、「代表的特性」セクションのグラフに示すように、デューティ サイクルに依存します。
HS 電流制限は、上側 MOSFET の電流を監視します。HS 電流制限が検出されると (標準値 7A)、HS MOSFET は次のサイクルまで直ちにシャットオフされます。HS 電流制限を超えると、VO が低下します。LS 電流制限を超えた場合の一般的な動作では、fSW が動作周波数の 1/2 に低下します。