JAJSSD0B January 2006 – December 2023 MAX3223E
PRODUCTION DATA
MAX3223E は 2 つのライン ドライバ、2 つのライン レシーバ、1 つのデュアル チャージ ポンプ回路で構成されており、±15kV のピン間 (シリアル・ポート接続ピン、GND を含む) ESD 保護機能を備えています。このデバイスは、TIA/EIA-232-F の要件を満たし、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。このデバイスは最大 500kbit/s のデータ信号速度、最大 30V/μs のドライバ出力スルーレートで動作します。
シリアル・ポートが使われていない際のパワー・マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー・ダウン機能が動作します。この動作モード中、有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディセーブルになります。FORCEOFF を LOW に設定しかつ EN を HIGH に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1mA に減少します。シリアル ポートを切り離した場合、またはペリフェラル ドライバをオフにした場合、自動パワーダウンが作動します。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー・ダウンを無効にできます。自動パワーダウンが有効な場合、いずれかのレシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザーに通知する目的で使用されます。INVALID は、いずれかのレシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている場合、-2.7 V を下回っている場合、-0.3 V と 0.3V の間にあった期間が 30μs 未満である場合のいずれかの場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30μs を超える期間 –0.3V と 0.3V の間にある場合、LOW (無効データ) になります。レシーバの入力レベルについては、図 5-4 を参照してください。
部品番号 | パッケージ (1) | パッケージ サイズ (2) |
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MAX3223E | SOIC (DW、20) | 12.8mm × 10.3mm |
SSOP (DB、20) | 7.2mm × 7.8mm | |
TSSOP (PW、20) | 6.5 mm × 6.4 mm |