非常に大きい減速レートでモーター速度を減速させると、モーターからの機械的エネルギーが電源に戻り、DC 電源電圧が上昇する可能性があります。アクティブ ブレーキ機能は、エネルギーを DC バスに戻さずに、より迅速な減速を実現するのに役立ちます。図 8-9 に、アクティブ ブレーキが無効化されており、500Hz/s の減速レートでモーターを 100% 速度から 20% 速度まで減速させる際の、電源電圧のオーバーシュートを示します。図 8-10 に、アクティブ ブレーキが有効化されている際の、電源電圧のオーバーシュートがない状態を示します。
図 8-7 DC バス スパイク (アクティブ ブレーキ無効、AVS 無効) 図 8-8 DC バス電圧 (アクティブ ブレーキ有効、AVS 無効)