JAJSG32D September 2018 – December 2022 OPA2828 , OPA828
PRODUCTION DATA
OPAx828 は、熱的に強化された PowerPAD IC パッケージで提供されています。図 8-9 (a) および (b) に、ダイを取り付けるダウンセット・リードフレームを使用した PowerPAD パッケージの構成を示します。図 8-9 (c) に、この配置によりリードフレームがパッケージの裏面にサーマル・パッドとして露出しているところを示します。このサーマル・パッドはダイと直接熱的に接触しています。したがって、サーマル・パッドから離れた良好な熱経路を提供することで、優れた放熱性能を実現します。
PowerPAD IC パッケージでは、1 回の製造作業でアセンブリと熱の両方を管理できます。表面実装半田付け (リードの半田付け) 時に、サーマル・パッドをパッケージ裏面の銅箔部分に半田付けする必要があります。この銅箔部分内の熱経路を使用することにより、熱はパッケージからグランド・プレーンまたは他の放熱デバイスに伝導されます。低消費電力のアプリケーションでも、サーマル・パッドをプリント基板 (PCB) に半田付けする必要があります。この半田付けにより、リードフレーム・ダイ・パッドと PCB の間に必要な熱的および機械的接続が得られます。ダイは露出サーマル・パッドから電気的に絶縁されていますが (10MΩ 超)、パッドを V- またはシステム・グランド・プレーンに接続して、入力ピンへのリークの可能性を最小限に抑えてください。追加の詳細については、図 8-11 を参照してください。