JAJSKS9 December 2020 PCM6480-Q1
PRODUCTION DATA
PCM6480-Q1 は、最大 4 チャネルのデジタル・パルス密度変調 (PDM) マイクロフォン入力により、最大 4 チャネルのアナログ・マイクロフォンまたはライン入力を同時にサンプリングできる、高性能オーディオ・コンバータです。本デバイスは、アナログとデジタルのマイクロフォン入力サンプリングを同時に使用することで、車内のアクティブ・ノイズ・キャンセル (ANC) と音声認識 (VR) の両方のアプリケーションを非常に効率的な方法で実現します。PCM6480-Q1 は、最大 10VRMS のアナログ入力信号をサポートする高性能のオーディオ A/D コンバータ (ADC) で構成されています。本デバイスは、高電圧のプログラム可能なマイクロフォン・バイアスと、入力診断回路 (DC 結合された入力に対する完全なフォルト診断機能を持ち、マイクロフォンをベースとする車載用システムに直接接続可能) を内蔵しています。本デバイスには効率的な昇圧コンバータが内蔵されており、外部の低電圧 3.3V 電源を使用して高電圧のマイクロフォン・バイアスを生成します。この電源は、システムですぐに使用できます。PCM6480-Q1 はプログラム可能なチャネル・ゲイン、デジタル音量制御、低ジッタの位相ロック・ループ (PLL)、プログラム可能なハイパス・フィルタ (HPF)、バイカッド・フィルタ、低レイテンシのフィルタ・モードを内蔵しており、最高 768kHz のサンプル・レートに対応できます。PCM6480-Q1 は時分割多重化 (TDM)、I2S、左揃え (LJ) オーディオ・フォーマットに対応しており、
I2C または SPI インターフェイスで制御できます。
部品番号(1) | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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PCM6480-Q1 | WQFN (32) | 5.00mm × 5.00mm、0.5mm ピッチ |