JAJSRL2A October 2023 – December 2023 RES11A-Q1
ADVMIX
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
RES11A-Q1 は、マッチングされた抵抗分割器のペアで、 テキサス・インスツルメンツの最新の高性能アナログ CMOS プロセスで薄膜 SiCr に実装されています。このデバイスは、熱および電流ノイズを低減するための公称入力抵抗が 1kΩ であり、幅広いシステムの要求を満たすため、いくつかの公称比率で供給されます。RES11A-Q1 は、デバイスの配置を 180° 回転させるだけで、ゲインを反転した構成で使用できます。この機能により、レイアウトの再利用がサポートされ、ディスクリート計測機器や差動アンプの実装などのアプリケーションで柔軟性が向上します。
RES11A-Q1 シリーズは高い比率マッチング精度を特長としており、各分割器の測定比率は公称値の ±120 ppm (標準値) 以内です。この精度は温度範囲全体にわたって維持され、最大比ドリフトはわずか ± 2ppm/℃です。さらに、デバイスのバイアスされた長期安定性は、徹底的な特性評価によって証明されています。
RES11A-Q1 は、AEC-Q200 温度グレード 1 の車載認定済みです。–40℃~+125℃の温度範囲で動作が規定されています。このデバイスは 8 ピンの SOT-23-THIN パッケージで供給され、本体サイズは 2.9mm × 1.6mm です (本体サイズは公称値であり、ピンは含まれていません)。
部品番号 | 公称比 |
---|---|
RES11A10-Q1 | 1:1 |
RES11A15-Q1(1) | 1:1.5 |
RES11A16-Q1(1) | 1:1.667 |
RES11A20-Q1(1) | 1:2 |
RES11A25-Q1(1) | 1:2.5 |
RES11A30-Q1(1) | 1:3 |
RES11A40-Q1 | 1:4 |
RES11A50-Q1(1) | 1:5 |
RES11A90-Q1 | 1:9 |
RES11A00-Q1 | 1:10 |