JAJSP94G January 1994 – October 2022 SN65LBC179 , SN75LBC179
PRODUCTION DATA
SN65LBC179、SN65LBC179Q、SN75LBC179 差動ドライバ / レシーバ・ペアは、伝送ラインの特性を考慮し、長いケーブルを使用する双方向データ通信向けに設計されたモノリシック IC です。本デバイスは、業界標準の ANSIRS-485 および ISO 8482:1987(E) の要件を満たすかそれを上回る、平衡型 (すなわち差動) 電圧モード・デバイスです。どちらのデバイスも、テキサス・インスツルメンツ独自の LinBiCMOS™ を使用して設計されており、CMOS の低消費電力とバイポーラ・トランジスタの高精度および堅牢性を同じ回路内で実現します。
SN65LBC179、SN65LBC179Q、SN75LBC179 は、差動ライン・ドライバと差動ライン・レシーバを統合しており、5V 単電源で動作します。ドライバの差動出力とレシーバの差動入力は、全二重動作のために個別の端子に接続されており、電源オフ (VCC = 0) 時にバスの負荷が最小化されるように設計されています。これらのデバイスは同相電圧範囲が広いため、ポイント・ツー・ポイントまたはマルチポイントのデータ・バス・アプリケーションに適しています。またこれらのデバイスは、ライン・フォルト状態からの保護のために、正と負の電流制限機能とサーマル・シャットダウン機能を備えています。ライン・ドライバは、約 172℃の接合部温度でシャットダウンします。
SN65LBC179、SN65LBC179Q、SN75LBC179 は、8 ピンのデュアル・イン・ラインおよびスモール・アウトライン・パッケージで供給されます。動作温度範囲は、SN75LBC179 が 0℃~70℃の商業用温度範囲、SN65LBC179 が -40℃~85℃の産業用温度範囲、SN65LBC179Q が -40℃~125℃の拡張産業用または車載用温度範囲です。
部品番号 | パッケージ (1) | 本体サイズ (公称) |
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SN75179B | D (SOIC) | 4.9mm × 3.91mm |
P (PDIP) | 9.81mm × 6.35mm |