JAJSF05A March 2018 – May 2018 SN65LVDS93B-Q1
PRODUCTION DATA.
SN65LVDS93B-Q1 トランスミッタは、単一の集積回路に4つの7ビット・パラレル・ロード/シリアル出力シフト・レジスタ、1つの7Xクロック・シンセサイザ、5つの低電圧差動信号(LVDS)ライン・ドライバを搭載しています。これらの機能により、5つの平衡対導体を介して28ビットのシングルエンドLVTTLデータを同期伝送して、DS90CR286A-Q1などの対応レシーバ、およびLVDSレシーバ内蔵のLCDパネルで受信することができます。
送信時には、入力クロック信号(CLKIN)のエッジで、データ・ビットD0~D27がそれぞれレジスタにロードされます。クロックの立ち上がり/立ち下がりエッジは、クロック選択(CLKSEL)ピンで選択できます。CLKINの周波数を7倍にし、これを用いてデータ・レジスタを7ビット・スライスで直列にアンロードします。これにより、4つのシリアル・ストリームと位相ロックされたクロック(CLKOUT)がLVDS出力ドライバに出力されます。CLKOUTの周波数は入力クロックCLKINと同じです。
SN65LVDS93B-Q1は外付け部品が不要で、制御もほとんどまたは全く必要ありません。トランスミッタへの入力時とレシーバの出力時のデータ・バスは同じになり、ユーザーが意識することなくデータを伝送できます。ユーザーによる操作は、CLKSELにHIGHレベルを入力してクロック立ち上がりエッジを選択したり、LOWレベル入力で立ち下がりエッジを選択するほか、シャットダウン/クリア(SHTDN)を使用するくらいです。SHTDNはアクティブLOW入力であり、クロックを抑止してLVDS出力ドライバをシャットオフすることにより、消費電力を削減できます。この信号がLOWレベルになると、すべての内部レジスタはクリアされてLOWレベルになります。
SN65LVDS93B-Q1は周囲温度範囲-40℃~85℃で動作することを特長としています。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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SN65LVDS93B-Q1 | TSSOP (56) | 14.00mm×6.10mm |