JAJSTH2B July 2006 – March 2024 SN65MLVD047A
PRODUCTION DATA
SN65MLVD047A は、TIA/EIA-899 規格、マルチポイント低電圧差動信号処理 (M−LVDS) の電気的特性に準拠したクワッド ライン ドライバです。この M-LVDS デバイスの出力電流は、二重終端の伝送ラインと高負荷のバックプレーン バス アプリケーションに対応するため、標準の LVDS 準拠デバイスに比べて増加しています。バックプレーン アプリケーションでは一般に、バスの両端でインピーダンス整合の終端抵抗が必要です。二重終端バスの実効インピーダンスは、バス終端とバス インターフェイス デバイスの容量性負荷により、30Ω まで下げることができます。SN65MLVD047A ドライバにより、最小 30Ω の負荷での動作が可能です。SN65MLVD047A デバイスは、単一のバス上に複数のドライバを存在させることができます。SN65MLVD047A ドライバは、ディセーブルまたは電源オフ時に高インピーダンスになります。動作をサポートするため、ドライバのエッジ レート制御が組み込まれています。M-LVDS 規格では、メイン伝送ラインからインターフェイス デバイスへの複数のバス スタブが予想される場合、最大 32 ノード (ドライバまたはレシーバ) をバックプレーン内の同じメディアに接続できます。SN65MLVD047A は、すべてのバス ピンに 9kV ESD 保護を実現します。