JAJSTP1E December 2003 – March 2024 SN65MLVD200A , SN65MLVD202A , SN65MLVD204A , SN65MLVD205A
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
図 9-1 にマルチポイント構成を示します。マルチポイント構成では、多数のトランスミッタと多数のレシーバを 1 つの伝送ラインで相互接続できます。マルチドロップと比較した場合の主な違いは、2 つ以上のドライバが存在することです。このような状況では、ポイント ツー ポイントまたはマルチドロップのシステムでは対処できない競合の問題が発生します。マルチポイント動作により、1 組の平衡な媒体ペアで双方向の半二重通信が可能になります。伝送ライン全体で各種ドライバの位置をサポートするために、伝送ラインの二重終端が必要になっています。
システム設計者が直面する主な課題は、デバイス負荷とデバイス接続 (スタブ) によって共通のバスに発生するインピーダンスの不連続性です。マルチポイント トポロジでエラーのない信号伝送を実現するには、負荷バスのインピーダンスをマッチングし、信号エッジが制御された信号ドライバを使用することが重要です。