JAJSS78E December 2008 – November 2023 SN74AVC8T245-Q1
PRODUCTION DATA
SN74AVC8T245-Q1 は、設定可能な 2 本の独立した電源レールを採用した 8 ビット非反転バス・トランシーバです。SN74AVC8T245-Q1 の動作は VCCA および VCCB を
1.4V~3.6V に設定して動作させるのが最適です。本デバイスは、VCCA および VCCB がわずか 1.2V で動作します。A ポートは、VCCA をトラッキングするように設計されています。VCCA は 1.2V~3.6V の電源電圧に対応します。B ポートは VCCB に追従する設計で、VCCB には、1.2 V~3.6V 範囲の任意の電源電圧を供給できます。このため、1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、3.3V の任意の電圧ノード間で、低電圧の双方向レベル変換を自在に行うことが可能です。
SN74AVC8T245-Q1 の設計により、複数のデータ バス間の非同期通信が可能になります。このデバイスは、方向制御 (DIR) 入力の論理レベルに応じて、A バスから B バス、または B バスから A バスへデータを転送します。出力イネーブル (OE) 入力を使用して出力をディセーブルにすることにより、バスを実質的に絶縁できます。
SN74AVC8T245-Q1 の設計では、VCCA により制御ピン (DIR および OE) に電力供給されます。
本デバイス仕様は、Ioff を使用した部分的パワーダウン アプリケーションを対象としています。Ioff 回路は、デバイスの電源がオフになったとき、出力をディセーブルにします。これによってデバイスへの電流の逆流を阻止し、デバイスを損傷から保護します。
この VCC 絶縁機能により、いずれかの VCC 入力が GND の場合、両方のポートを高インピーダンス状態にすることができます。
電源投入または電源オフの間にデバイスを高インピーダンス状態にするには、OE をプルアップ抵抗を介して VCC に接続します。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決まります。
部品番号 | パッケージ(1) | パッケージ サイズ(2) |
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SN74AVC8T245-Q1 | RHL (VQFN、24) | 5.5mm × 3.5mm |
PW (TSSOP、24) | 7.8mm × 6.4mm |