JAJSGR6C February 2003 – December 2018 SN74CB3T3125
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
SN74CB3T3125は、オン抵抗(ron)が低いため伝播遅延を最小限に低減できる高速TTL互換FETバス・スイッチです。このデバイスは、VCCに追従した電圧変換を行うことで、すべてのデータI/Oポートにおいて混在モード信号動作を完全にサポートします。SN74CB3T3125は、5V TTL、3.3V LVTTL、2.5V CMOSスイッチング規格に加えて、ユーザー定義のスイッチング・レベルを使用するシステムに対応します(「標準的なDC電圧変換特性」を参照)。
SN74CB3T3125は4つの1ビット・バス・スイッチとして構成され、個別の出力イネーブル(1OE、2OE、3OE、4OE)入力を持っています。このデバイスは、4つの1ビット・バス・スイッチ、または1つの4ビット・バス・スイッチとして使用できます。OEがLOWのとき、関連付けられている1ビット・バス・スイッチはオンで、AポートはBポートに接続され、ポート間で双方向のデータ・フローが可能になります。OEをHIGHにすると、関連する1ビット・バス・スイッチはオフになり、AとBのポート間は高インピーダンス状態になります。
このデバイスは、Ioffを使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用に完全に動作が規定されています。Ioff機能により、パワーダウン時に損傷を引き起こすような電流がデバイスに逆流しないことが保証されます。デバイスは、電源オフ時は絶縁されています。
電源オンまたは電源オフ時に高インピーダンス状態を確保するため、OEはプルアップ抵抗経由でVCCに接続します。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決定されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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SN74CB3T3125 | VQFN – RGY (14) | 3.50mm×3.50mm |
TSSOP – PW (14) | 5.00mm×4.40mm | |
TVSOP – DGV (14) | 3.60mm×4.40mm |