JAJSPH3I July 2003 – January 2023 SN65HVD1176 , SN75HVD1176
PRODUCTION DATA
SNx5HVD1176 デバイスは、PROFIBUS (EN 50170) アプリケーションでの使用に最適化された特性を持つ、半二重差動トランシーバです。ドライバ出力の差動電圧は、PROFIBUS の要件 (54Ω の負荷で 2.1V) を上回ります。テクノロジーの成長を、最大 40Mbps の信号速度という高いデータ転送速度で支えます。小さなバス容量により、信号の歪みが抑制されます。
SN65HVD1176 および SN75HVD1176 デバイスは、ツイストペア・ネットワークを介した差動データ転送のための ANSI 標準 TIA/EIA-485-A (RS-485) の要件を満たすか、それを上回る性能を備えています。ドライバ出力とレシーバ入力は互いに接続されており、単位負荷が 1/5 となる半二重バス・ポートを形成しているので、1つのバスで最大 160 のノードを使用できます。バス・ラインが短絡している場合、開放されている場合、またはドライバがアクティブでない場合、レシーバの出力はロジック High に維持されます。電源電圧が 2.5V を下回ると、ドライバ出力は高インピーダンスになり、電源サイクル中またはバスへのライブ挿入中のバスの外乱を防止します。短絡フォルト状況では、内部電流制限により出力電流が一定値に制限されるので、これにより、トランシーバのバス・ピンを保護します。サーマル・シャットダウン回路は、負荷および駆動の状況に障害がある場合に発生する、過剰な消費電力による損傷からデバイスを保護します。
SN75HVD1176 デバイスは 0℃~70℃の温度範囲で、SN65HVD1176 デバイスは -40℃~85℃の範囲での動作が規定されています。
このデバイスの絶縁型バージョンについては、デジタル・アイソレータ内蔵の ISO1176 デバイス (SLLS897) を参照してください。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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SN65HVD1176 SN75HVD1176 |
SOIC (8) | 4.90mm × 3.91mm |