JAJSGV7D April 2019 – January 2024 TAS2563
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TAS2563 はデジタル入力の Class-D オーディオ アンプであり、小型のラウドスピーカを高いピーク電力で効率的に駆動できるよう最適化されています。この Class-D アンプは、3.6V のバッテリ電圧で 6.1W のピーク電力を 4Ω の負荷に (内蔵 11.5V Class-H 昇圧を使用)、または昇圧バイパス モードで 10W のピーク電力を 4Ω 負荷に (外部 12V 電源を使用) 供給できます。
オンチップの低レイテンシ DSP は、 テキサス・インスツルメンツの SmartAmp スピーカ保護アルゴリズムをサポートしています。内蔵の電流および電圧検出機能を使ってラウドスピーカをリアルタイムで監視することで、スピーカの損傷を防止しながらピーク音圧レベル (SPL) を高めることができます。
内蔵のルックアヘッド Class-H 昇圧機能は再生時の昇圧電圧を動的に調整し、バッテリ駆動システムの効率を向上させバッテリ寿命を延長します。安定化された壁電源システム向けに、TAS2563 は昇圧バイパス モードも備えており、出力電力をさらに高めるために最大 16V の電源電圧をサポートしています。
2 つの PDM マイク入力を使うと、デジタル マイクをホスト プロセッサに接続することで双方向オーディオ システムのオーディオ信号チェーンを簡素化できます。バッテリ トラッキング ピーク電圧リミッタとブラウンアウト保護により、充電サイクルの全体にわたってアンプのヘッドルームを最適化し、システムのシャットダウンを防止します。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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TAS2563 | DSBGA | 2.5mm × 3mm |
TAS2563 | QFN | 4.5mm × 4mm |