JAJSLX8D June 2022 – January 2025 TCAL6416
PRODUCTION DATA
TCAL6416 にデータを送信するには、デバイス アドレスを送信して、最下位ビット (LSB) をロジック 0 にセットします (デバイス アドレスについては、図 7-7 を参照)。アドレスの後にコマンド バイトが送信され、コマンド バイトの後ろのデータを受信するレジスタを指定します。1 回の書き込みで送信されるデータ バイト数に制限はありません。
TCAL6416 に内蔵された 22 個のレジスタは、11 組のレジスタ ペアとして動作するように構成されています。11 組のペアはそれぞれ、入力ポート、出力ポート、極性反転、構成、出力駆動強度 (2 個の 16 ビット レジスタ)、入力ラッチ、プルアップ / プルダウン イネーブル、プルアップ / プルダウン選択、割り込みマスク、割り込みステータス レジスタです。1 つのレジスタにデータが送信されると、その次のデータ バイトはペアになっているもう片方のレジスタに送信されます (図 7-9 および 図 7-10 を参照)。たとえば、最初のバイトが出力ポート 1 (レジスタ 3) に送信されると、次のバイトは出力ポート 0 (レジスタ 2) に格納されます。
1 回の書き込みで送信されるデータ バイト数に制限はありません。このように、8 ビットの各レジスタ ペアは、互いに独立して更新することが可能です。