JAJSL48 July 2021 TMCS1108-Q1
PRODUCTION DATA
モーター位相などの誘導性負荷電流のインライン検出は、制御システムの性能に大きな利点があり、高度な制御アルゴリズムと診断を最小限の後処理で実現できます。インライン検出の主な課題は、電流センサが負荷を駆動する全 HV 電源レベルの PWM 過渡にさらされることです。パッケージ内のホール効果電流センサ・トポロジが本質的に絶縁されていることは、この課題を克服し、高い同相耐性を実現するとともに、高電圧のモーター・ドライブ・レベルと低電圧の制御回路との間を絶縁するのに役立ちます。このようなアプリケーションで TMCS1108-Q1 を使用し、三相モーターによる誘導性負荷を駆動する方法を、図 10-2 に示します。