JAJSGQ3F September 2014 – June 2022 TMP112-Q1
PRODUCTION DATA
TMP112-Q1 デバイスのデフォルト・モードは連続変換モードです。連続変換モードでは、ADC は連続的な温度変換を実行し、各結果を温度レジスタに保存して、前回の変換結果を上書きします。TMP112-Q1 デバイスは、変換レート・ビット CR1 および CR0 によって、0.25Hz、1Hz、4Hz、8Hz の変換レートに構成されます。デフォルトのレートは 4Hz です。TMP112-Q1 デバイスの標準変換時間は 26ms です。TMP112-Q1 デバイスがさまざまな変換レートを実行するときは、変換を行ってからパワーダウンし、CR1 および CR0 で設定された適切な遅延時間だけ待機します。CR1 と CR0 の設定を、表 8-5 に示します。
CR1 | CR0 | 変換レート |
---|---|---|
0 | 0 | 0.25Hz |
0 | 1 | 1Hz |
1 | 0 | 4Hz (デフォルト) |
1 | 1 | 8Hz |
パワーアップまたは汎用コール・リセットの後で、TMP112-Q1 デバイスは図 8-7 に示すように変換を直ちに開始します。最初の結果は 26ms (標準値) 後に得られます。変換時のアクティブ静止電流は 40μA です (27℃での標準値)。遅延中の静止電流は 2.2μA です (27℃での標準値)。