JAJSGQ3F September 2014 – June 2022 TMP112-Q1
PRODUCTION DATA
2 線式バスを 400kHz を超える周波数で動作させるため、コントローラ・デバイスは、START 条件の後の最初のバイトとして Hs モードのコントローラ・コード (0000 1xxx) を発行し、バスをハイスピード動作に切り替える必要があります。TMP112-Q1 デバイスはこのバイトを認識しませんが、SDA および SCL ピンの入力フィルタと SDA ピンの出力フィルタが Hs モードで動作するように切り替えることで、最大 2.85MHz での転送が可能になります。Hs モードのコントローラ・コードが発行された後、コントローラは 2 線式のターゲット・アドレスを送信して、データ転送動作を開始します。バスは、STOP 条件が発生するまで Hs モードで動作を継続します。STOP 条件を受信すると、TMP112-Q1 デバイスは入力と出力のフィルタをファスト・モード動作に戻します。