JAJSGQ3F September 2014 – June 2022 TMP112-Q1
PRODUCTION DATA
TMP112-Q1 の特定のレジスタにアクセスするには、ポインタ・レジスタに対応する値を書き込みます。ターゲット・アドレス・バイトの後で、R/ W ビットが Low のとき転送される最初のバイトが、ポインタ・レジスタの値です。TMP112-Q1 デバイスでは、書き込み動作ごとにポインタ・レジスタの値が必要です (図 8-4 を参照)。
TMP112-Q1 から読み取りを行うときは、ポインタ・レジスタに最後に書き込まれた値により、どのレジスタを読み取るのか決定されます。読み取り動作のレジスタ・ポインタを変更するには、新しい値をポインタ・レジスタに書き込む必要があります。このためには、R/ W ビットを Low に設定したターゲット・アドレス・バイトを発行し、次にポインタ・レジスタ・バイトを発行します。追加のデータは必要ありません。その後、コントローラは START 条件を生成し、R/ W ビットを High に設定したターゲット・アドレス・バイトを送信して、読み取りコマンドを開始できます。このシーケンスの詳細については、図 8-5 を参照してください。TMP112-Q1 デバイスは、次の書き込み動作によって値が変更されるまでポインタ・レジスタ値を保持するので、同じレジスタからの読み取りを繰り返す場合、ポインタ・レジスタ・バイトを連続的に送信する必要はありません。
レジスタのバイトは、最初に上位バイト、次に下位バイトの順に送信されます。