JAJSKV5C december 2020 – may 2023 TMP139
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
図 7-11 および 図 7-12 に示すように、I3C 基本書き込み動作は、I2C の書き込み動作と同じです。デバイス・アドレス・フィールドの後のすべてのバイトについて 、9 番目のビットはホストから送信されるパリティ・ビットです。ホストによって IBI がイネーブルになっている場合、ホストは、デバイス・アドレスを送信する前に、7'h7E および R/W = 0 で構成される IBI ヘッダ・バイトを送信する必要があります。これにより、複数のデバイスにおいてホストと通信する必要のある割り込み条件が発生した場合に、バス上の参加デバイス間での調停が可能になります。
データ転送中にパリティ・エラーが発生した場合、デバイスはパリティ・エラーが検出されたバイトを含むすべてのバイトを破棄し、パリティ・エラー状態を設定します。ホストが同じデバイスに対してリピート・スタートで新しいトランザクション開始しようとしたとき、TMP139 は、デバイス・アドレスに NACK 応答して、エラー状態をホストに通知します。ホストは、TMP139 への新しい転送を実行する前に、まずパリティ・エラー状態をクリアする必要があります。IBI がイネーブルのとき、デバイスは IBI を使用して、検出されたエラー条件をホストと通信できます。ただし、IBI がイネーブルでない場合は、ホストがエラー・ステータス・レジスタをチェックして、バスでパリティ・エラーが検出されていないことを確認するように強く推奨します。