JAJSKV5C december 2020 – may 2023 TMP139
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
温度結果と限界値レジスタは、すべて 11 ビットの値であり、2 つの連続するレジスタに保存されます。表 7-1 に示すように、レジスタ・マップでは、下位バイト・レジスタの後に上位バイト・レジスタが続きます。データは 11 ビットの符号付き数値として表現され、温度フォーマットの最上位ビットが符号ビットになります。各温度値ビットには、重みが割り当てられており、これを使って温度値を計算できます。未使用のビットはすべて 0 として読み取られます。また、未使用のビットに書き込もうとしても何も影響がありません。温度結果および限界値レジスタの分解能は常に 0.25°Cです。デバイスの推奨動作範囲は -40°C~+125°Cですが、この値の範囲は –255.75°C~+255.75°Cです。
レジスタ・バイト | ビット 7 | ビット 6 | ビット 5 | ビット 4 | ビット 3 | ビット 2 | ビット 1 | ビット 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
下位バイト | 8 | 4 | 2 | 1 | 0.5 | 0.25 | 予備 = 0 | 予備 = 0 |
上位バイト | 予備 = 0 | 予備 = 0 | 予備 = 0 | 符号 | 128 | 64 | 32 | 16 |
表 7-2 に、温度レジスタの読み取り値およびそれに対応する変換値 (単位:°C) の例をで示します。
温度 (℃) | 上位バイト | 下位バイト |
---|---|---|
+255.75 | 0000 1111 | 1111 1100 |
+125 | 0000 0111 | 1101 0000 |
+95 | 0000 0101 | 1111 0000 |
+85 | 0000 0101 | 0101 0000 |
+75 | 0000 0100 | 1011 0000 |
+1 | 0000 0000 | 0001 0000 |
+0.25 | 0000 0000 | 0000 0100 |
0 | 0000 0000 | 0000 0000 |
-0.25 | 0001 1111 | 1111 1100 |
–1 | 0001 1111 | 1111 0000 |
-25 | 0001 1110 | 0111 0000 |
–40 | 0001 1101 | 1000 0000 |
-255.75 | 0001 0000 | 0000 0000 |