JAJSJY3C february 2022 – may 2023 TMP1826
PRODUCTION DATA
このコマンドは、いずれかのデバイスにアラート・モードで対処する必要があるアラーム条件があるかどうかを識別するためにホストにより使用されます。温度変換が実行され、温度結果がアラート温度高レジスタよりも高い、またはアラート温度低レジスタよりも低いときにアラーム条件はデバイスにより設定されます。このコマンドは、SEARCHADDR コマンドと同じ方法を使用しますが、応答するのはアラーム条件を持つデバイスです。いずれのデバイスにもアラーム条件がない場合、ホストはバス上で 1 の後に 1 を受信します。デバイスが 1 の後に 0 を送信した場合、ホストは 1 つ以上のデバイスにアラート条件があるか、またはすべてのデバイスにアラート条件があると解釈します。バスにノイズがありラインが誤ってサンプリングされた場合でも、デバイスにアラート条件がなければ、ホストはアドレス検索フェーズ中バス上ですべて 1 を受信します。ARB_MODE ビットは、それ以降のアドレス検索アルゴリズムの動作には影響しません。
アラートが設定されたデバイスのみが、ALERTSEARCH アドレス・コマンドを受信したときに応答し、その 64 ビット・アドレスを送信します。デバイスがデバイス・アドレスを正常に送信すると、デバイスは送信アドレス・フェーズには含まれなくなります。これらのデバイスでは、内部アラート・フラグが自動的にクリアされ、別の温度変換でアラート条件が設定されるまで、ALERT ピンは解放されたままになります。このコマンドを使用するには、ホスト・コントローラでバス上のすべての部品がアラート・モードに設定されていることを確認する必要があります。