JAJSP66A september 2022 – may 2023 TMP1827
PRODUCTION DATA
この機能は、ホストがメモリ・スクラッチパッドを使用して EEPROM へのデータ書き込みを準備するために発行します。
図 9-23 に示すように、ホストはまず EEPROM アドレスの 2 バイトを送信し、その後に 8 バイトのデータを送信します。デバイスは 8 バイトのデータを受信すると、データの整合性チェックのため、ホストから受信したアドレスとデータの合計 10 バイトに対して CRC を計算します。この機能は、ホストが最終的な EEPROM の消去とプログラムを実行する前に、データをメモリ・スクラッチパッドにコピーしてデータ変更の準備をするだけです。ホストは、メモリ・スクラッチパッドを 8 バイトの揮発性バッファとして使用することもできます。
デバイスは、EEPROM に対するバイト単位のアクセスをサポートしていません。スクラッチパッドへのすべてのアクセスは、8 バイト単位で行われます。そのため、ホストはアドレスを 8 バイトのブロック境界で送信する必要があります。ブロック境界でない位置にデータを書き込もうとすると、図 9-9 に示す対応する EEPROM ページおよびブロックのデータが破損します。