JAJSEZ7K October 2014 – February 2024 TMS320F28075 , TMS320F28075-Q1 , TMS320F28076
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
製品開発サイクルの段階を示すために、TI では TMS320™ MCU デバイスとサポート ツールのすべての型番に接頭辞が割り当てられています。TMS320 MCU 商用ファミリの製品には、次の 3 つの接頭辞のいずれかが付いています。TMX 、TMP、TMS (たとえば、TMS320F28075)。テキサス・インスツルメンツでは、サポート ツールについては、使用可能な 3 つの接頭辞のうち TMDX および TMDSの 2 つを推奨しています。これらの接頭辞は、エンジニアリング プロトタイプ (デバイスでは TMX、ツールでは TMDX) から、完全に認定済みの量産版デバイスとツール (デバイスでは TMS、ツールでは TMDS) まで、製品開発の進展段階を表しています。
デバイスの開発進展フロー:
TMX | 実験的デバイスであり、最終デバイスの電気的特性を必ずしも表しません。 | |
TMP | 最終的なシリコン ダイであり、デバイスの電気的特性に適合しますが、品質および信頼性の検証は完了していません。 | |
TMS | 完全に認定済みの量産版デバイスです。 |
サポート ツールの開発進展フロー:
TMDX | テキサス・インスツルメンツの社内認定試験がまだ完了していない開発サポート製品です。 | |
TMDS | 完全に認定済みの開発サポート製品です。 |
TMXおよびTMPデバイスとTMDX開発サポート ツールは、以下の免責事項の下で出荷されます。
「開発中の製品は、社内での評価用です。」
TMSデバイスとTMDS開発サポート ツールの特性は完全に明確化されており、デバイスの品質と信頼性が十分に示されてきました。テキサス・インスツルメンツの標準保証が適用されます。
プロトタイプ デバイス(TMXまたはTMP)の方が標準的な製品版デバイスに比べて故障率が大きいと予測されます。これらのデバイスは予測される最終使用時の故障率が未定義であるため、 テキサス・インスツルメンツではそれらのデバイスを量産システムで使用しないよう推奨しています。認定済みの量産デバイスのみを使用する必要があります。
TIデバイスの項目表記には、デバイス ファミリ名の接尾辞も含まれます。この接尾辞は、パッケージの種類 (たとえば、PTP) と温度範囲 (たとえば、T) を示しています。図 9-1に、任意のファミリ メンバについて、完全なデバイス名を読み取るための凡例を示します。
デバイスの型番と詳しい注文情報については、 テキサス・インスツルメンツの Web サイト (www.tij.co.jp) を参照するか、 テキサス・インスツルメンツの販売代理店にお問い合わせください。
ダイのデバイス命名規則マーキングの詳細については、 『TMS320F2807x リアルタイム MCU シリコン エラッタ』 を参照してください。