JAJSFZ5Q June 2007 – August 2022 TMS320F28232 , TMS320F28232-Q1 , TMS320F28234 , TMS320F28234-Q1 , TMS320F28235 , TMS320F28235-Q1 , TMS320F28332 , TMS320F28333 , TMS320F28334 , TMS320F28335 , TMS320F28335-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
F28335/F28333/F28235 デバイスには、256K × 16 の組み込みフラッシュ・メモリが搭載されており、8 つの 32K × 16 セクタに分離されています。F28334/F28234 デバイスには、128K × 16 の組み込みフラッシュ・メモリが搭載されており、8 つの 16K × 16 セクタに分離されています。F28332/F28232 デバイスには 64K × 16 の組み込みフラッシュが搭載されており、4 つの 16K × 16 セクタに分離されています。また、すべてのデバイスには、アドレス範囲 0x380400~0x3807FF、1K × 16 の OTP メモリが 1つ搭載されています。ユーザーは、他のセクタに変更を加えずに、フラッシュ・セクタを個別に消去、プログラム、検証することができます。ただし、フラッシュの 1 つのセクタまたは OTP を使用して、他のセクタを消去 / プログラムするフラッシュ・アルゴリズムを実行することはできません。フラッシュ・モジュールの性能向上を実現するため、特別なメモリ・パイプラインが用意されています。フラッシュ / OTP は、プログラム領域とデータ領域の両方にマップされているため、コードの実行またはデータ情報の格納に使用できます。アドレス 0x33FFF0~0x33FFF5 は、データ変数用に予約されており、プログラム・コードを収容できないことに注意してください。
フラッシュおよび OTP のウェイト状態は、アプリケーションで設定できます。これにより、低速の周波数で動作するアプリケーションは、より少ないウェイト状態を使用するようにフラッシュを構成できます。
フラッシュ・オプション・レジスタでフラッシュ・パイプライン・モードをイネーブルにすると、フラッシュの実効性能を向上できます。このモードをイネーブルにすると、リニア・コード実行の実際の性能は、ウェイト状態の構成だけで示される未調整の性能よりもはるかに高速になります。フラッシュ・パイプライン・モードを使用する場合に性能が向上する程度は、アプリケーションによって異なります。
フラッシュ・オプション・レジスタ、フラッシュ・ウェイト状態レジスタ、OTP ウェイト状態レジスタの詳細 については、『TMS320x2833x、TMS320x2823x リアルタイム・マイクロコントローラ・テクニカル・リファレンス・マニュアル』 の「システム制御および割り込み」の章を参照してください。