JAJSHG1E may 2019 – june 2023 TMS320F28384D , TMS320F28384D-Q1 , TMS320F28384S , TMS320F28384S-Q1 , TMS320F28386D , TMS320F28386D-Q1 , TMS320F28386S , TMS320F28386S-Q1 , TMS320F28388D , TMS320F28388S
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
この ADC モジュールは、逐次比較 (SAR) 型 ADC で、16 ビットまたは 12 ビットの分解能を選択できます。ADC は、コアとラッパーで構成されています。コアはアナログ回路で構成され、チャネル選択マルチプレクサ、サンプル / ホールド (S/H) 回路、逐次比較回路、電圧リファレンス回路、およびその他のアナログ・サポート回路が含まれます。ラッパーは、ADC を構成および制御するデジタル回路で構成されています。これらの回路には、プログラマブルな変換用のロジック、結果レジスタ、アナログ回路へのインターフェイス、ペリフェラル・バスへのインターフェイス、後処理回路、およびその他のオンチップ・モジュールへのインターフェイスが含まれます。
各 ADC モジュールは、単一のサンプル / ホールド (S/H) 回路で構成されています。ADC モジュールは、同じチップ上で複数回複製された設計になっており、複数の ADC を同時にサンプリングすることも、独立して動作させることもできます。ADC ラッパーは、変換開始 (SOC) ベースで動作します (『TMS320F2838x リアルタイム・マイクロコントローラ・テクニカル・リファレンス・マニュアル』の「A/D コンバータ (ADC)」の章にある「SOC の動作原理」セクションを参照)。
各 ADC には次のような特長があります。
すべてのチャネルがすべての ADC からピンへ接続されているわけではありません。使用可能なチャネルを確認するには、セクション 6 を参照してください。
図 7-34 に、ADC モジュールのブロック図を示します。