JAJSHG1E may 2019 – june 2023 TMS320F28384D , TMS320F28384D-Q1 , TMS320F28384S , TMS320F28384S-Q1 , TMS320F28386D , TMS320F28386D-Q1 , TMS320F28386S , TMS320F28386S-Q1 , TMS320F28388D , TMS320F28388S
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
eCAP モジュールは、外部イベントの正確なタイミングが重要であるシステムで使用できます。
eCAP の用途は以下のとおりです。
eCAP モジュールの主な機能は次のとおりです。
Type 2 の eCAP におけるキャプチャ機能は、Type 0 の eCAP を拡張したものであり、以下の機能が追加されています。
eCAP 入力は、入力クロスバーを介して任意の GPIO 入力に接続されます。APWM 出力は、出力クロスバーから GPIO 多重化の OUTPUTx 領域を経由して GPIO ピンに接続されます。セクション 6.5.2 および セクション 6.5.3 を参照してください。
図 7-53 に、eCAP と HRCAP のブロック図を示します。
eCAP モジュールは、PERx.SYSCLK によってクロック供給されます。
PCLKCR3 レジスタのクロック・イネーブル・ビット (ECAPx) は、eCAP モジュールを個別にオフにします (低消費電力動作の場合)。リセット時には、ECAP1ENCLK が Low に設定され、ペリフェラル・クロックがオフであることを示します。
eCAP6 および eCAP7 モジュールは、高分解能キャプチャ (HRCAP) サブモジュールとして構成できます。HRCAP サブモジュールは、システム・クロックと非同期にパルス間の時間差を測定します。このサブモジュールは、eCAP Type 2 モジュールの新機能であり、Type 0 HRCAP モジュールに対して多くの拡張が行われています。
HRCAP の主な用途:
HRCAP サブモジュールの主な特長を以下に示します。
HRCAP サブモジュールは、キャリブレーション・ブロックに加えて、1 つの高分解能キャプチャ・チャネルを備えています。このキャリブレーション・ブロックを使用すると、HRCAP サブモジュールを一定の間隔で継続的に再キャリブレーションでき、「ダウン・タイム」は発生しません。HRCAP サブモジュールは現在、それぞれの eCAP と同じハードウェアを使用しているため、HRCAP を使用すると、対応する eCAP は使用できません。
それぞれの高分解能対応チャネルは、以下の独立した主要リソースを備えています。