JAJSN81 January 2024 TMUX7212M
PRODUCTION DATA
TMUX7212M は、独立して選択できる 4 つの 1:1 単極単投 (SPST) スイッチ チャネルを備えた相補型金属酸化膜半導体 (CMOS) スイッチです。これらのデバイスは、単一電源 (4.5V~44 V)、デュアル電源 (±4.5V~±22 V)、または非対称電源(VDD = 12V、VSS = -5V など) で動作します。TMUX7212M は、ソース (Sx) およびドレイン (Dx) ピンで、VSS から VDD までの範囲の双方向アナログおよびデジタル信号をサポートします。
TMUX7212M の各スイッチは、SELx ピンで適切なロジック制御入力を使用して制御します。TMUX7212M は高精度スイッチおよびマルチプレクサ デバイス ファミリの製品であり、オンおよびオフ時のリーク電流が非常に小さいため、高精度の測定用途に使用できます。
TMUX7212M ファミリはラッチアップ フリーであるため、過電圧イベントによってよく発生するデバイス内の寄生構造間の好ましくない大電流イベントを防止できます。ラッチアップ状態は通常、電源レールがオフにされるまで継続するため、デバイスの故障の原因となる場合があります。このラッチアップ フリーという特長により、TMUX7212M スイッチおよびマルチプレクサ ファミリは過酷な環境でも使用できます。さらに、TMUX7212M は、最低 -55℃までの拡張温度範囲での使用が定格内であるため、過酷な産業用および航空宇宙のアプリケーションの優れた選択肢です。