JAJSE46B September 2017 – December 2017 TPA3221
PRODUCTION DATA.
TPA3221 はフルパワー、アイドル、およびスタンバイ状態での効率的な動作を実現するハイパワー・クラスDアンプです。最高100kHzの帯域幅による閉ループ帰還を特長としているため、音声帯域全体の歪みが小さく、優れたオーディオ品質を提供します。ADまたは低アイドル電流HEAD (高効率ADモード)変調方式で動作し、4Ω負荷へ最大2×105W、または2Ω負荷へ1×208Wの出力を駆動できます。
TPA3221はシングルエンドまたは差動アナログ入力インターフェイスを搭載し、最大2VRMSをサポートするほか、4つのゲイン(18dB、24dB、30dB、34dB)から選択することも可能です。また、TPA3221は90%を上回る高効率を達成しており、アイドル時の消費電力が低いだけでなく(0.25W未満)、スタンバイ時の消費電力も極めて低くなっています(0.1W未満)。これは、70mΩ MOSFETと最適化されたゲート・ドライブ方式、低消費電力の動作モードを採用することで可能となりました。TPA3221にはLDOが内蔵されていることから、単一電源システムでの統合が容易です。設計をさらに簡素化するため、低電圧、過電圧、サイクル単位の電流制限、短絡、クリッピング検出、過熱警告およびシャットダウン、DCスピーカ保護といった必須の保護機能も統合されています。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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TPA3221 | HTSSOP (44) | 6.10mm×14.00mm |
Changes from A Revision (November 2017) to B Revision
Changes from * Revision (September 2017) to A Revision