JAJSES8B October 2017 – November 2018 TPS2372
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TPS2372には、IEEE802.3atまたはIEEE802.3bt (ドラフト) (タイプ1-4)受電機器(PD)を実装するために必要な、すべての機能が含まれています。内部スイッチ抵抗が低いため、 TPS2372-4および TPS2372-3は、それぞれ最大90Wおよび60Wの大電力アプリケーションをサポートできます。100mのCAT5ケーブルを想定した場合、これはPD入力の71.3Wおよび51Wに相当します。
TPS2372は拡張機能付きで動作します。
自動MPS機能により、非常に消費電力の低いスタンバイ・モードが必要なアプリケーションにも使用可能です。 TPS2372は、PSE電力を維持するため必要な、パルス化された電流を自動的に生成します。外付けの抵抗を使用して、この機能を有効化し、MPSのパルス化された電流の振幅をプログラムできます。
また、 TPS2372には遅延機能が実装されており、リモートPSEは突入フェーズを完了してから、パワー・グッド(PG)出力を解除できます。これによって、IEEE802.3bt (ドラフト)のスタートアップ要件を満たすことができます。
また、自動クラスのイネーブル入力により、IEEE802.3bt (ドラフト)標準に準拠した、高度なシステム電力最適化モードも可能になります。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
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TPS2372 | VQFN (20) | 5.00mm×5.00mm |