JAJSUD6 April 2024 TPS23881B
PRODUCTION DATA
TPS23881B は、IEEE 802.3bt 規格に従ってイーサネット ケーブルに電力を重畳するための 8 チャネル給電機器 (PSE) コントローラです。8 つの個別の電源チャネルは、2 ペア (1 チャネル) または 4 ペア (2 チャネル) の PoE ポートの任意の組み合わせに構成できます。本 PSE コントローラは、有効なシグネチャを持つ受電デバイス (PD) の検出、相互識別の完了、電力の供給を行うことができます。
TPS23881B は TPS2388 に対して、電流センス抵抗値の低減、選択可能な自律動作、SRAM のプログラム可能性、プログラム可能な電力制限、容量測定、 テキサス・インスツルメンツの FirmPSE システム ファームウェアとの互換性に関して改良を加えた製品です (「デバイス比較表」を参照)。
プログラム可能な SRAM により、I2C を経由して現場でファームウェアをアップグレードでき、IEEE 準拠と、最新の PoE 対応デバイスとの相互運用性を保証できます。ポートごとに専用 ADC を備えているため、ポート電流を連続的に監視でき、また分類測定を同時に実行することでポートのターンオン時間を短縮できます。ポートの電力制限を ±2.5% 精度でプログラム可能なため、最大供給電力を 125W を超える値に設定できます。200mΩ の電流センス抵抗と外部 FET を使うアーキテクチャにより、サイズ、効率、熱、ソリューション コストの要件のバランスが取れた設計が可能です。
部品番号 | パッケージ (1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS23881B | VQFN (56) | 8.00mm × 8.00mm |