JAJS324C February 2008 – October 2023 TPS2550 , TPS2551
PRODUCTION DATA
一部のアプリケーションでは、過電流条件が発生すると、本デバイスがフォルト条件の間一時的に無効化され、あらかじめ設定された時間が経過すると、再度有効化されることが求められます。この自動再試行機能は、外付けの抵抗とコンデンサを使用して実装できます。フォルト条件の間、FAULT は Low にプルされ、本デバイスは無効化されます。EN が Low にプルされると、本デバイスは無効化され、FAULT がハイ・インピーダンスになるため、CRETRY は充電を開始できます。EN の電圧がターンオン・スレッショルドに達すると、本デバイスは再度有効化され、その自動再試行時間は抵抗 / コンデンサの時定数によって決定されます。フォルト条件が解消されるまで、本デバイスはこのように再試行を繰り返します。
一部のアプリケーションでは、自動再試行機能と、外部ロジック信号によって有効化 / 無効化する機能が求められます。下図に、外部ロジック信号が RFAULT を通して EN を駆動し、自動再試行機能を維持する方法を示します。抵抗 / コンデンサの時定数が自動再試行のタイムアウト期間を決定します。