JAJSLU8C February 2019 – April 2021 TPS51396A
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TPS51396A は、複数の FET を統合し、高電圧入力に対応する、コスト効率の優れた高効率同期整流降圧型コンバータです。
TPS51396A の主な特長の 1 つは、バイアス電流の低減とデューティ範囲の広い動作を実現する ULQ (超低静止電流) 機能です。低消費電力動作で長期的なバッテリ寿命を実現しようとする場合、この ULQ 機能は非常に有益です。TPS51396A は、4.5V~24V の電源入力電圧範囲で動作します。この製品は DCAP3 制御モードを使用して高速過渡応答や、優れたライン・レギュレーションと負荷レギュレーションを実現し、外部補償を不要にするほか、特殊ポリマ・コンデンサや超低 ESR (等価直列抵抗) セラミック・コンデンサなど、ESR の小さい各種出力コンデンサをサポートします。
TPS51396A は、OVP、UVP、OCP、OTP、UVLO の完全な保護機能を搭載しています。これは、パワー・グッド信号と出力放電機能の組み合わせによるものです。
TPS51396A の MODE ピンは、軽負荷動作のための Eco-Mode または OOA モードを設定するのに利用できます。Eco-Mode は軽負荷動作中も高い効率を維持し、OOA モードは無負荷でも 25kHz を上回るスイッチング周波数で動作します。
TPS51396A は、内部ソフト・スタート時間と外部ソフト・スタート時間を選択できます。内部ソフトスタート時間は 1.3ms に固定されています。アプリケーションでこれより長いソフト・スタート時間が必要な場合、SS ピンに外付けのコンデンサを接続して、長いソフト・スタート時間を実現できます。
TPS51396A は、20 ピンの 3.0mm × 3.0mm HotRod パッケージで供給され、–40℃~125℃の接合部温度で動作が規定されています。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS51396A | VQFN (20) | 3.00mm × 3.00mm |