出力電圧は、外付けの抵抗デバイダ (図 8-1 の R1、R2) によって設定されます。出力電圧がレギュレートされている場合、FBピンの標準電圧は VREF です。したがって、抵抗デバイダは 式 5 で決定されます。
式 5. ![GUID-588FC402-BB4A-46C9-AF27-F1507A880B16-low.gif](/ods/images/JAJSPT5/GUID-588FC402-BB4A-46C9-AF27-F1507A880B16-low.gif)
ここで、
- VOUT はレギュレートされた出力電圧
- VREF は FB ピンの内部基準電圧
最高の精度を得るには、R2 を 300kΩ 未満に保ち、R2 を流れる電流が FB ピンのリーク電流の 100 倍以上になるようにします。R2 を小さい値にすると、ノイズ注入に対する耐性が高まります。R2 を大きい値にすると、静止電流が減少し、低負荷電流時に最大の効率を達成します。