JAJSPT5 November 2023 TPS61033-Q1 , TPS610333-Q1
PRODUCTION DATA
TPS61033-Q1 は中から高負荷電流時に、2.4MHz の疑似定周波数パルス幅変調 (PWM) となります。入力電圧と出力電圧の比に基づいて、回路は必要なオン時間を予測します。各スイッチング サイクルの開始時に、ローサイド NMOS FET のスイッチがオンになります。入力電圧がインダクタの両端に印加され、インダクタ電流が増加します。このフェーズでは、出力コンデンサが負荷電流によって放電されます。オン時間が経過すると、メイン スイッチの NMOS FET がオフになり、整流器の PMOS FET がオンになります。インダクタは蓄積したエネルギーを伝達して出力コンデンサを補充し、負荷に電力を供給します。出力電圧が入力電圧より高いため、インダクタ電流は減少します。インダクタ電流が、エラー アンプの出力によって決定されるバレー電流スレッショルドに達すると、次のスイッチング サイクルが再度開始します。
TPS61033-Q1 には補償回路が組み込まれており、広い範囲の入力電圧、出力電圧、インダクタ値、出力コンデンサ値に対して安定して動作します。