JAJSCE5 August   2016 TPS61193-Q1

PRODUCTION DATA.  

  1. 1特長
  2. 2アプリケーション
  3. 3概要
  4. 4デバイス比較表
  5. 5デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 5.1 デバイス・サポート
      1. 5.1.1 開発サポート
    2. 5.2 ドキュメントのサポート
      1. 5.2.1 関連資料
    3. 5.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 5.4 コミュニティ・リソース
    5. 5.5 商標
    6. 5.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 5.7 Glossary
  6. 6メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

1 特長

  • 車載アプリケーションに対応
  • 下記内容で AEC-Q100 認定済み:
    • デバイス温度グレード 1: 動作時周囲温度        –40℃~+125℃
  • 4.5V~40Vの動作入力電圧範囲
  • 3つの高精度電流シンク
    • 電流マッチング1% (標準値)
    • チャネルごとに最大100mAのLEDストリング電流
    • 出力を外部で結合し、大電流を供給可能
  • 100Hzで10000:1の高い調光比
  • LEDストリング電力用の昇圧/SEPICを内蔵
    • 出力電圧: 最大45V
    • スイッチング周波数: 300kHz~2.2MHz
    • スイッチング同期入力
    • 拡散スペクトラムによるEMIの低減
  • 広範なフォルト検出機能
    • フォルト出力
    • 入力電圧OVP、UVLO、OCP
    • オープンおよび短絡LEDフォルトの検出
    • サーマル・シャットダウン
  • 外付け部品数が最小限
  • space

    概略回路図

    TPS61193-Q1 simpl_sch_SNVSAC7_page1.gif

2 アプリケーション

  • 次の応用でのバックライト
    • 車載インフォテインメント
    • 車載用計器盤
    • スマート・ミラー
    • ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)
    • 集中情報ディスプレイ(CID)
    • オーディオ・ビデオ・ナビゲーション(AVN)

3 概要

TPS61193-Q1は車載用の高効率、低EMIの使いやすいLEDドライバで、DC/DCコンバータが内蔵されています。DC/DCコンバータは、昇圧とSEPICの両方のモードで動作をサポートします。このデバイスには3つの高精度電流シンクが搭載されており、これらを結合すると大電流の能力を実現できます。

このDC/DCコンバータには、LED電流シンクのヘッドルーム電圧に基づく適応型出力電圧制御があります。この機能により、あらゆる状況で十分な最低レベルに電圧を調整し、消費電力を最小化できます。EMI低減のため、DC/DCはスイッチング周波数の拡散スペクトラムと、専用ピンによる外部同期をサポートします。周波数を広範囲に調整可能なため、TPS61193-Q1はAMラジオ周波数帯の妨害を回避できます。

TPS61193-Q1の入力電圧範囲は4.5V~40Vで、車載用のスタート/ストップおよび負荷ダンプ条件をサポートできます。TPS61193-Q1には、広範なフォルト検出機能が組み込まれています。

完全なデータシートや、その他の設計資料のご注文には、TPS61193-Q1を請求してください。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
TPS61193-Q1 HTSSOP (20) 6.50mm×4.40mm
  1. 提供されているすべてのパッケージについては、巻末の注文情報を参照してください。

システム効率

TPS61193-Q1 D004_SNVSAC7.gif

4 デバイス比較表

LP8860-Q1 LP8862-Q1 LP8861-Q1 TPS61193-Q1 TPS61194-Q1 TPS61196-Q1
VIN範囲 3V~48V 4.5V~40V 4.5V~45V 4.5V~40V 4.5V~40V 8V~30V
LEDチャネル数 4 2 4 3 4 6
LED電流/チャネル 150mA 160mA 100mA 100mA 100mA 200mA
I2C/SPIサポート × × × × ×
SEPICサポート × ×