JAJSMS2 March 2022 TPS629210E
PRODUCTION DATA
TPS629210E デバイスは、高効率かつ小型で非常に柔軟性が高く、使いやすい同期整流降圧 DC/DC コンバータです。入力電圧範囲が 3V~17V と広いため、12V、5V、3.3V の電源レールまたはシングル・セル / マルチセル・リチウムイオン・バッテリで動作する各種システムに対応できます。TPS629210E は、2.5MHz または 1MHz の強制 PWM モードまたは可変周波数 (自動 PFM) モードで動作するように構成できます。自動 PFM モードでは、軽負荷になると自動的にパワー・セーブ・モードに移行して高い効率を維持します。静止電流が 4µA (標準値) と小さいことも、最小の負荷まで高い効率が得られる理由です。TI の自動効率拡張 (AEE) モードを使うと、入力と出力の電圧に基づいてスイッチング周波数が自動的に調整されるため、同じインダクタを使っても動作範囲全域で高い変換効率を維持できます。MODE/S-CONF 入力ピンは、スイッチング周波数の挙動の選択に加えて、外部および内部帰還分圧器の各種組み合わせと出力電圧放電機能のイネーブル / ディセーブルの選択にも使えます。内部帰還構成では、FB/VSET ピンと GND の間に接続する抵抗の値によって 18 種類の出力電圧を選択できます (Table 8-2 を参照)。
部品番号 | パッケージ(1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS629210E | SOT-5X3 (8) | 1.60mm × 2.10mm (ピンを含む) |