JAJSVA1F May 2012 – August 2024 TPS65131-Q1
PRODUCTION DATA
TPS65131-Q1 デバイスは、最大 15V の正出力電圧と最低 -15V の負出力電圧、200mA (標準値、入力電圧と出力電圧の比に依存します) の出力電流を生成する、デュアル出力 DC-DC コンバータです。最大 85% の総合効率を発揮する本デバイスは、携帯用バッテリ駆動機器に理想的です。入力電圧範囲が 2.7V~5.5V であるため、たとえば 3.3V および 5V レールで TPS65131-Q1 デバイスに電力を供給できます。TPS65131-Q1 デバイスは、サーマル パッドおよびウェッタブル フランク付き QFN-24 パッケージで供給されます。必要な外付け部品がほとんどなく、大きさも小さいため、ソリューション全体を小型化できます。
このコンバータは固定周波数の PWM 制御トポロジで動作します。パワー セーブ モードを有効化した場合、軽負荷電流時にパルス スキップ モードが使用されます。動作中の総合デバイス静止電流はわずか 500µA (標準値) です。シャットダウン時の消費電流は 0.2µA (標準値) です。独立したイネーブル ピンにより、両方の出力でパワーアップ / パワーダウン シーケンスを実行できます。本デバイスは、障害状況で非常に高い信頼性を実現するため、内部電流制限、過電圧保護、サーマル シャットダウン機能を備えています。
TPS65131-Q1 デバイスは、AEC-Q100 温度グレード 2 に準じて、車載アプリケーション向けに認定済みです。電気的特性は、-40℃~125℃のデバイス接合部温度でテスト済みです。この電気的特性と、最小のシャットダウン電流、小型ソリューション サイズ、サーマル パッド付きパッケージ、さらには優れた効率と各種保護機能は、車載および産業用アプリケーションを対象としたものです。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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TPS65131-Q1 | VQFN (24) | 4mm × 4 mm |