JAJSI91D december 2019 – may 2023 TPS652353
PRODUCTION DATA
TPS652353 は、I2C インターフェイスを搭載したモノリシックな電圧レギュレータで、アナログおよびデジタルの衛星放送受信機用に設計されており、13V~18V の電源と 22kHz のトーン信号を、皿型アンテナの LNB ダウン・コンバータ、またはマルチスイッチ・ボックスへ供給します。このデバイスは、最小の部品数、低消費電力、単純な設計で、I2C 標準インターフェイスを備えた、包括的なソリューションを提供します。
TPS652353 は、電力効率が高いことが特長です。昇圧コンバータには 140mΩ のパワー MOSFET が内蔵されており、スイッチング周波数として 1MHz または 500kHz を選択できます。リニア・レギュレータでのドロップアウト電圧は 0.8V で、電力損失を最小化できます。TPS652353 では、複数の方法で 22kHz 信号を生成できます。プッシュプル出力段を備えた内蔵のリニア・レギュレータは、22kHz トーン信号を生成し、負荷がゼロのときでも出力に重畳されます。リニア・レギュレータの電流制限は、外付け抵抗により ±10% の精度でプログラム可能です。I2C で読み取られる幅広い診断情報をシステム監視に使用可能です。
TPS652353 は、特に VIN が VLNB 出力に近いか超えている場合に可聴周波数のノイズを回避するため、PWM モードで特殊な設計が使用されています。
TPS652353 は、22kHz のトーン検出回路と出力インターフェイスにより、先進の DiSEqC 2.x 規格をサポートしています。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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TPS652353 | RUK (WQFN、20) | 3.00mm x 3.00mm |