JAJSEF6L August 2013 – February 2019 TPS659038-Q1 , TPS659039-Q1
PRODUCTION DATA.
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TPS659038-Q1およびTPS659039-Q1は、車載用の統合パワー・マネージメントIC(PMIC)です。このデバイスには、7つの設定可能な降圧コンバータがあり、メモリ、プロセッサ・コア、入出力(I/O)、またはLDOのプリレギュレーションに最大6Aの出力電流を供給します。これらの設定可能な降圧コンバータの1つを、別の3Aレギュレータと組み合わせ、最大9Aの出力電流にできます。いずれの降圧型コンバータも、1.7MHz~2.7MHzの外部クロック・ソースや2.2MHzの内部フォールバック・クロックとの同期が可能です。外部用として、TPS659038-Q1には11のLDOレギュレータが内蔵されており、TPS659039-Q1には6つのLDOレギュレータが内蔵されています。これらのLDOレギュレータには、システム電源またはプリレギュレーション済みの電源から給電が可能です。電源オンおよび電源オフのコントローラは、任意の電源オンおよび電源オフ・シーケンスを実行するよう設定できます(OTPベース)。TPS659038-Q1およびTPS659039-Q1には、電源オンおよび電源オフ時にすべてのリソースのシーケンスを調整するため、32kHzのRC発振器が含まれています。高速スタートアップが必要な場合には、16MHzの水晶発振器も内蔵されているため、安定した32kHzをシステム用に素早く生成できます。いずれのLDOおよびSMPSコンバータも、SPIまたはI2Cインターフェイス、あるいはパワー・リクエスト信号によって制御できます。また、電圧スケーリング・レジスタにより、SPI、I2C、またはルーフ/フロア制御を通じてSMPSコンバータを異なる電圧に遷移させることができます。各パッケージには1つの専用ピンがあり、電源オン・シーケンスの一部として、外部リソースを制御するよう設定できます。汎用入出力(GPIO)機能を利用でき、2つのGPIOを電源オン・シーケンスの一部として外部リソースを制御するよう設定できます。パワー・リクエスト信号を使用したパワー・モード制御により、消費電力を最適化できます。さらに、3つの外部入力チャネルを備えた汎用(GP)シグマ・デルタA/Dコンバータ(ADC)が内蔵されています。TPS659038-Q1およびTPS659039-Q1は、13ボール×13ボールのnFBGAパッケージ(0.8mmピッチ)で供給されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TPS659038-Q1 | ZWS (169) | 12.00mm×12.00mm |
TPS659039-Q1 |