JAJSGN3C December 2018 – December 2022 TPS7A25
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TPS7A25 低ドロップアウト (LDO) リニア電圧レギュレータは、2.4V~18V の入力電圧と、非常に低い静止電流 (IQ) が特長です。これらの特長は、現代の家電製品がますます厳しくなるエネルギー要件を満たすために役立つほか、携帯電源ソリューションでのバッテリ駆動時間も延長できます。
TPS7A25 には、固定電圧バージョンと可変電圧バージョンがあります。出力電圧をより柔軟にしたい場合や、高い出力電圧が必要な場合は、可変電圧バージョンで帰還抵抗を使って、出力電圧を 1.24V~17.64V の範囲に設定できます。どちらのバージョンも 1% の出力レギュレーション精度を備え、ほとんどのマイクロコントローラ (MCU) のリファレンス電圧に使用できる高精度のレギュレーションを行えます。
TPS7A25 LDO は、300mA の電流で最大ドロップアウト電圧が 340mV 未満なので、標準のリニア・レギュレータよりも効率的に動作します。この最大ドロップアウト電圧により、5.4V の入力電圧 (VIN) から 5.0V の出力電圧 (VOUT) で 92.5% の効率を実現できます。
パワー・グッド (PG) インジケータを使用して、電源が正常になるまで MCU をリセット状態に保持したり、シーケンシングを実行したりできます。PG ピンはオープン・ドレイン出力なので、このピンは VOUT 以外のレールによる監視のため、簡単にレベル・シフトが可能です。電流制限およびサーマル・シャットダウン機能が組み込まれているため、負荷の短絡やフォルト時にもレギュレータが保護されます。
より大きい出力電流を必要とする場合は、TPS7A26 を検討してください。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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TPS7A25 | DRV (WSON、6) | 2.00mm × 2.00mm |