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TPS7B4260-Q1 は、モノリシックの統合型低ドロップアウト (LDO) 電圧トラッカーです。このデバイスは、8 ピン HSOIC パッケージで供給されます。TPS7B4260-Q1 は、車載環境でオフボード センサに電源を供給するよう設計されています。デバイスの電流定格が 300mA と高いため、単一のデバイスで複数のオフボード センサに同時に電源を供給できる可能性があります。オフボード電力を供給するケーブルで故障が発生するリスクが高いため、このデバイスには、バッテリへの短絡、逆極性、出力からグランドへの短絡、過熱などの故障状態に対する保護機能が内蔵されています。このデバイスは、2 つの双方向 P チャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ (MOSFET) を実装するトポロジを採用しています。この PMOS トポロジにより、逆電流の原因となる故障状態から保護するために必要な外付けダイオードが不要になります。このデバイスは、45V (絶対最大定格) までの入力電圧に対応し、車載向けの負荷ダンプ過渡条件に耐えられるように設計されています。
可変入力ピン (ADJ/EN) に印加される基準電圧は、FB ピンのライン、負荷、および温度範囲全体にわたって 6mV (最大値) の非常に厳しい公差でトラッキングされます。この厳しいトラッキングにより、TPS7B4260-Q1 は、最大 300mA の負荷に対して高精度で電源電圧を供給できます。リファレンス電圧は、ADJ/EN ピンに直接接続するか、ADJ/EN ピンの外付け抵抗デバイダを使用して最低 2V まで降圧できます。出力電圧は、FB ピンを OUT ピンに直接接続することで、ADJ/EN ピンの電圧 (± トラッキング許容誤差) と等しくするか、FB と OUT ピンとの間に抵抗分圧器を使用してより高い値に昇圧できます。
TPS7B4260-Q1 は、ADC の基準電圧に対する効果的なバッファとして機能し、この電圧 (またはそのスケーリングされた電圧) を長いケーブルで安全に送信して、オフボード センサに電力を供給します。センサがレシオメトリックで、出力が ADC によってサンプリングされる場合、TPS7B4260-Q1 の説明した機能により、センサ測定の信頼性と精度の大幅な向上が可能になります。
ADJ/EN 入力ピンを Low に設定することで、TPS7B4260-Q1 はスタンバイ モードに切り替わり、LDO の静止電流消費を 3.8μA 未満に低減できます。