JAJS489I March 2000 – March 2017 TUSB2036
PRODUCTION DATA.
EXTMEM (ピン26)はオプションのEEPROMインターフェイスをイネーブルまたはディスエーブルします。EXTMEMがHighのとき、ベンダIDおよび製品ID (VIDおよびPID)はデフォルトを使用します。このとき、エニュメレーション時に表示されるメッセージは「General Purpose USB Hub」です。
TUSB2036は、バスパワー・モードとセルフパワー・モードの両方をサポートしています。下流ポートへの5V電源スイッチング(オン/オフ)を制御し、下流ポートから過電流状態を検出(一括または個別)するには、TPS2044などの外付けのパワー・マネジメント・デバイスが必要になります。
ポート・パワー個別制御のハブは、各下流ポートへの給電をUSBホストのリクエストに応じてオン/オフします。また、ポート・パワー個別制御のハブが過電流事象を検出すると、過電流が発生している下流ポートへの給電のみをオフにします。一括制御のハブは、いずれかのポートで電力が必要になると、すべての下流ポートへの給電をオンにします。下流ポートへの給電は、すべてのポートが給電を停止できる状態にならない限り、オフになりません。また、一括制御のハブが過電流イベントを検出すると、すべての下流ポートへの給電がオフになります。
MODEピンのロジック・レベルによって、内部オシレータを駆動する水晶入力、または外部クロック・ソースが選択されます。