JAJSGJ4D August 2018 – April 2021 UCC21530-Q1
PRODUCTION DATA
電源電圧 VCCI が立ち下がりスレッショルド VVCCI_OFF 未満から立ち上がりスレッショルド VVCCI_ON を越えて上昇するたびに、また電源電圧 VDDx が立ち下がりスレッショルド VVDDx_OFF 未満から立ち上がりスレッショルド VVDDx_ON を越えて上昇するたびに、出力が入力への応答を開始するまでに遅延が挿入されます。VCCI UVLO の場合、この遅延は tVCCI+ to OUT として定義され、40µs (標準値) です。VDDx UVLO の場合、この遅延は tVDD+ to OUT として定義され、50µs (標準値) です。ドライバの VCCI および VDD バイアス電源が完全に立ち上がるように、入力信号を駆動する前にある程度のマージンを持たせることを推奨します。VCCI と VDD の電源オン時の UVLO 遅延タイミング図を、図 7-5 と図 7-6 に示します。
電源電圧 VCCI が立ち下がりスレッショルド VVCCI_OFF より低下するたびに、また VDDx が立ち下がりスレッショルド VVDDx_OFF より低下するたびに、出力は入力への応答を停止し、1µs 以内に Low に保持されます。この非対称な遅延は、VCCI または VDDx のブラウンアウト中でも安全な動作を確保するために設計されています。